https://youtu.be/fggwmVrhZeg?si=QSShlSEwA3FkyhTr
やっぱり演奏って難しくて
パーフェクトに
弾ける事がほぼないです。
自分をコントロールする事が
大事で、車の運転に似てると
言ってますね。
コースを把握して
上手く操作する。
プレッシャーの
ある状況とない状況でも
変わってくるんですよね。
人前でやるのが
プレッシャーのある状態で、
成功率も下がってきたりする。
これが雑念なんでしょうね。
最初は頭が真っ白になっちゃう
事もありました。
上手くやらなきゃ、とか
失敗出来ない、とか思うと
あんまり上手くいかなかったり
する。
一生懸命やれば良い、くらいに
考えとけば多少失敗しても
大体上手くいく気がします。
失敗出来ない、とか、
上手くやらなきゃ、みたいなのは
完璧を求めちゃうんだと
思うんですね。
パーフェクトな演奏を
目指すべきなんだけど、
それはなかなか難しい事だし
その縛りが返ってプレッシャー
を高めてしまうくらいなら
早々に諦めてしまう方が良くて、
ただ一生懸命やれば良いと
思うんです。
その時になって
ジタバタしても仕方ないし
やれる事やるしかないし、
その時に上手くいかなかったら
また練習したら良い。
それから
最初の内はそれどころじゃなくて
お客さんを見れないけど、
慣れてくると見えてきます。
あの席の人がしゃべってる、
とか、
何列目のおじさんが熟睡してる、
とか、
（ショーがつまんないんじゃん！）
僕はそう言う人が
気になってしまう性格で、
むしろそう言う人こそが
正直で参考になる。
ああ、これはつまらないんだ、
これが彼らには通用しないんだ、
じゃあこうしてみよう、
となる。
そうすると緊張とか
雑念とか以上に
楽しませよう、と言う思いが
強くなってくる。
人は寝ます。
確実に寝ます！
お金払ってくれたのに寝ます！
でも、それで終わったら
ショーマンではないと思います。
「ああ、つまらなかった」
「時間を損した」では帰さない
執念みたいのがないと。
だってそれを
楽しんでもらう対価として
お金払ってもらうんでしょ？
じゃあ、
楽しんでもらえなかったら
お金は返さなきゃ
いけないはずじゃん。
それが無理なら
意地でも楽しませるしかない
じゃん。
自分が楽しかった、
自分が楽しければ良いや、
なんてダメなんですよ。
自分なんか全然楽しくなくて
良いから人が楽しまないと
いけないの。
でもそれを今は誰も教えない。
生徒に楽しんでもらわないと
生徒が辞めちゃうみたいに
考える。生徒が客なんですよね。
でもそんな環境では
つまらないショーしか出来ないの
当たり前じゃん。
お前らが楽しんで
どうするんだよ！
こっちがお客さんを
楽しませるんだろ？
人を楽しませるのなんか
めちゃくちゃ難しいですよ。
でも、それをやる事で
お金をもらう商売なので
やるしかないの。