難しい所はやっぱり
リズムですよね。
だってアマチュアだろうが
コンパスを刻むからには
ちゃんとコンパスにならないと
いけないじゃないですか。
まあ踊りもそうだけど。
アマチュア程度のコンパスとか、
嗜む程度のコンパスなんて
ないわけじゃん。
刻むならちゃんと
刻むしかないんだもん。
でも、
コンパス刻むのって
難しい事なのに、
フラメンコやるって言ったら
プロアマ関係なく
やらないといけなくなる。
だから難しい。
難しいもんだから、
「まあいいや」ってなっちゃう。
それでずっとそのまんまに
なっちゃって
結局は誤魔化しながらに
なっちゃう。
だって本当に
コンパスの問題にまともに
取り組んだら大変ですよ?
本当に一生かかるよ?
そしたら一曲弾いたり
踊ったりなんか
してられないですよ、
1コンパスから難しすぎて。
走ってる!遅い!
アクセント!
「、、うるさいなぁ、
そんな事言ってたら
何も出来ないじゃん!
楽しくやりたいだけなんだから
細かい事言わなくたって
良いじゃん。
別に間違えたって
分りゃしないよ。
なんとなくカッコつけば
良いんだよ。」
って言い出して
そのまま行っちゃうんですよね。
でも、それだと結局は
フラメンコに
ならないわけじゃないですか、
やっぱりコンパスこそが
重要だから。
でも、
そんなにコンパスって
真剣に考えないでしょ?
それよりは
衣装着て踊りたい、
カッコ良い曲が弾きたい、
が先行しちゃうじゃないですか。
だけど全部
コンパスなんですよね、、
あー、難しい。
だから、その難しさを
本当に理解してますか?
ポロロン、
うーん、渋いねぇ、、
じゃないの。
それはちゃんとやる事を
放棄して雰囲気だけで
カッコつけてるだけじゃん。
そうじゃなくて、
1コンパスでも良いから
まともに出来るの?
そう言う難しい事を僕たちは
やってるんですよ。
だから1コンパス聴いたら
大体のレベルって
分かっちゃうんですよね。
コンパスは一生かかるような
難しい事だから。
「この人は今まで何をどう考えて
どう取り組んできたんだろう?」
だから
フラメンコギターを聴いたり
フラメンコの踊りを見たり
する事って、
つまりはその人のコンパスを
味わうって事なのかも
知れませんね。
プロアマ関係なくコンパスを
表現する為にやってる。
最初は1コンパスから
まともに刻めるように練習して
それをどんどん増やしていく。
コンパスはプロもアマもない、
必須条件。
出来ないなら出来るまで進めない。
だってそれをやらなきゃ
フラメンコにさえならないんだから。
その過程でプロになる人もいるし
ならない人もいる。
でも全員がコンパスの習得を
目指してるし、
それを放棄しちゃう人も
いっぱいいる。
そんな感じじゃない?