https://youtu.be/pW7biqmlflM?si=7-HyvdJU9NnGRGkB
怒りとか負のエネルギーは
悪い事だと思われがちだけど、
それは実は物凄いパワーを
持っていて、良い方向に
転換させる事が出来たら
凄くプラスのエネルギーに
変わるんですよね。
僕も悶々とした事を
ギターにぶつけてきたり、
震災をきっかけに
イワオーレを始めたり、
父の事もあって精神に関心が
あってそう言う仕事も
してるわけで、
言ってしまえば全部負からの
出発なんですよね。
今ではそれは大事な
要素だったんだな、
と思うんです。
エレカシとか色んな音楽家も
そう言う人は多いと思うし、
負の部分があるから
人が共感すると思うんです。
大体、世の中は
不条理で理不尽なんだから
それに対して何か
思うことあるでしょ?
リアクションあるでしょ?
それがないのは
芸術や人の情緒に訴える
側としては
感性が鈍いと思うんですよね。
だからそれを考えると、
僕は日本の三谷幸喜みたいな
ドラマとかに見られる
芝居や演技が
なんだか薄っぺらくて
ボヤッとしててあんまり
好きじゃないんですよね。
なんか違和感があります。
なんか感情が軽くて浅くて
曖昧でしょ?
嬉しいんだか、悲しいんだか、
怒ってるんだか、笑ってるんだか
ハッキリしなくて
感情がフェイクっぽくて、
本気で怒るわけでもなく
本気で悩むわけでもない。
どこかはぐらかして
コミカルに茶化して
済まそうとしてる感じがして、
ふつふつとした爆発しそうな
エネルギーとか感じない。
それが日本的なのかも
知れないし、
物凄くシニカルな目線から
日本人を見事に表してるのかも
知れないんだけど、
真剣に悩んだりする
人間の感情表現が
こんな卑屈な島国っぽい感じに
集約されてしまうのは
なんか悲しい気がしますね。
魂が浮かばれない感じ。
あくまで
僕がそう感じるだけで
人は知らないです。
少なくとも
僕にとっての表現は
そんなもんではないですね。
和尚の言ってる感じが
僕の感覚と近いと思います。