老人と趣味

https://youtu.be/y4LOMOz5e0g?si=Eo5L_zxkPedeGAPC


昔ハンバーガー屋さんで

バイトしていた時に

よく不機嫌なお爺さんが

一人でアイスコーヒーを

飲みにきてたんです。

飲み終わった

トレイを片付けようとしたら

紙ナプキンに色々お爺さんが

何か書き残してたんです。

一つだけ覚えてます。


「老人の人生は波、

ただ繰り返す」


こんな感じでした。

深いと言えば深い。


若い時は仕事があったりして

まだ人と交流があるけど、

歳を取ると

同世代の知り合いが

どんどん亡くなったりして

行動もワンパターンに

なりやすかったり

孤独にもなりやすいですよね。


でも、

こう言う話になると

僕は何か

腑に落ちないんですよね。

だって「趣味」は?


じゃあ、僕が年老いて

孤独になったら

寂しいのかな?と言うと

そうでもない気がするんです。

なぜならギターがあるから。

僕は退屈する事がないだろうな、

と思うんですよね。

だってギターは難しいから

なかなか上手くならないけど

上手く弾けたら綺麗に

響くじゃないですか。

だからこそ中毒性があって

飽きないのかも知れない。

そもそも

ギター弾く人は基本的に

引きこもり気質だと思います。

練習しないといけないから。

仮にギターがなくても

僕なら何かしら楽しみを

勝手に見つけるだろうな、

と思うんです。


だから、どうして

老人が趣味をもっと

やらないんだろう?って

思うんですよね。

しかもめちゃくちゃ真剣にね。

孤独から解放されるには

楽しい事を探すのが

良いと思うんですよね。

それは上っ面だけだと

飽きちゃうと思うんですよね。

そうじゃなくて

我を忘れるくらい本気で

ガチで没入してみるから

面白いと思うんですよ。

この一点が物凄く大事だと

思うんです。

趣味なんていくらでもある。

でも、

本気でのめりこめるかどうか

が大事だと思うんです。

そうなれば時間の方が足りなく

感じてくると思うんですよね。

それはゲームや動画に

没入するんじゃなくて、

自分で人力で作る何かが

良いんだと思います。

そうであれば

繰り返しではないんですよ。

積み重なる何かなんですよ。


若い時から

そう言う事まで念頭に

入れておく方が良い気が

するんですよね。

だって後半の人生で

趣味くらいしか楽しみが

なくなってくると思うんですね。

そこでいかに楽しめるか?

じゃないですか。

いくら金があっても

楽しくなかったら

嫌じゃないですか。


だから、それには

何かに夢中になったり

没入出来たら良いと

思うんですよね。

でもそう言う事は、

もう最初から、

子供の時から

真剣に探してないと

なかなか見つからないと

思うんですよね。

仕事も大事なんだけど

その後の話ですよね。


それって多分

経済優先とか言ってたら

見つからないんですよね。

ちゃんと国も含めて全体で

文化芸術を大事にしてないと

そう言う価値が

分からないと思うんですよね。