ゴッホ


https://youtu.be/xhUSvAEjiOY?si=r198CnEc9fmWyKV2


https://youtu.be/2Uf7WDSNYDs?si=1fO9ZQ-d1OFYkocZ


ゴッホの手紙と言う本があって

弟のテオに宛てた手紙が

いっぱいあって、

そこからゴッホの人物が

垣間見えるんですけど、

変人のような印象で

見られがちな人ですけど、

言ってる事は聡明で鋭くて

文学者にもなれたんじゃないか

と言うくらいに思います。


とても日本画も好きで、

500枚くらい持ってたみたいで

模写もあり、

日本にも興味が湧いて憧れて、

日本人の自然を愛する感覚こそが

真の宗教だ、とまで言ってます。

実際に彼も自然の中に

神を見ようとしたんでしょうね。


僕らが当たり前に感じてる事が

彼らには新鮮なんでしょうね。

北斎とか広重とかを

本当に熱狂的に評価したのは

彼らだもんね。

日本の絵は構図が

面白いですよね。

日本の色だって講談やってると

分かるけど、

めちゃくちゃ種類ありますよ。

信じられないくらい色の名称を

細かく分けてるんです。

甲冑さえも美しいもんね。

だから本当は

物凄い色彩感覚がある

はずなのに、

なんで日本人が油絵とかを

描くと色が汚くなるんだろう?


ゴッホが亡くなると

ポケットから弟に宛てた手紙が

見つかります。

「君はただの画商じゃない。

僕の絵の制作に関わってきたんだ。」と言う内容だったみたいです。

だから、

本当に作品って

誰かに見てもらわないと

完成しないんですよね。

評価してくれる人や

伴走してくれる人が

必要だったりする。

例えば、

ホームズにはワトソンが

必要だったりね。

特にずっと支援してくれた

テオがいなきゃ

ゴッホの絵は生まれなかった

わけです。

家族のみんなやテオの妻や

他の画家からも疎まれてた

ゴッホの唯一の味方だったテオは、

ゴッホの死後半年で

精神を病んで後を追うように

病死してしまいます。

壮絶な兄弟愛ですね。