デッド

音が響かない事を
デッドと言います。

録音する環境は

デッドなんですよね。

デッドにしといて録音しないと

壁から跳ね返ってきた音の

響きが多すぎて

編集しにくいんです。

自分の部屋も

ハンガーを吊るしたり

布団や絨毯に音を吸わせて

反響音が減った状態にします。


逆に、

ギター屋さんで弾かせてもらうと

結構音が反響する部屋が

多い気がするんですよね。

ちょっとお風呂っぽい感じ?

それだとエコーもあって

一瞬良い響きかな?思うんですよ。

このギターは響きが豊かな

良いギターなんじゃないか?

って錯覚するんです。

ギターって

安い買い物ではないですよね?

それなのに跳ね返ってくる音が

多すぎると正確な判断の

妨げになる気がするんです。

僕は多少デッドな環境の方が

ギターの音が分かりやすい

気がします。


多分デッドな環境にするには

ギター屋さんの 

試奏する部屋の床には

絨毯か何か敷いてあった方が

良いと思うんですよね。

それだけで音が吸われて

かなり違う気がします。

まあ、反響音があっても

良いか悪いかくらい分かるけど、

響きを減らしてくれた方が

もう少し細かく早く 

判断ができる、

と言う感じですかね。

僕の感覚ですが。


まあ普通はどんなお店だって

土足のところに

絨毯とかカーペットとか

置かないですけど、

ギター屋さんを見ていると

敷いてあるギター屋さんも

中にはあります。

あと、

ギター屋さんによっては

敷いてある別室がある

場合もあります。

僕はなるべくなら

床が硬くない所で

試奏したいですね。