僕が脚本を書いて
一回のショーの為に
ダンサー四人と
バック三人くらいが
10回くらい集まって
合わせをします。
それくらいやらないと
本当に出来ないし
グダグダになって
見せられたもんじゃ
ないんです。
でも、頑張った割には
僕も含めてみんな
当日のギャラのみなので
割が合わないです。
しかもリハを
8回くらいやってしまってから
「やっぱりこの脚本、
あんまり面白くないな、、」
とは死んでも言えない。
絶対に面白くないと
いけないのです!
若い頃は
自主企画ライブとかやる時は
みんなで合わせを
いっぱいやる事が多かったです。
(もちろんノーギャラで)
普通のライブの時は
本番当日の四時半くらいに
リハを1時間くらいやるだけな
のが多いですね。
でも、それが今では
当日の合わせさえも無し、
なんて言うのも
多くなってきた気がします。
本番前に来て本番やって
打ち上げして帰る。
でも、それだとなんだか
やっつけ仕事みたいで
なんか冷たい感じ。
わざと合わせをしないって
事もあるけど、
多分客を呼べたか
呼べなかったかが
ライブの目的になってて
後はどーでも良くなって
しまってるんじゃない?
特に最近は
客を呼べれば誰でも
ライブが成立するって風潮だし。
分からないけどね。
そう言う意味では
イワオーレは
初々しいやり方をしていたと
思います。
「一度きり!
この一回のライブに賭ける!」
みたいな変なテンションに
なって、
それが初心を忘れない為の
役に立ってたと思います。