ギターも大事だけど、
良い先生も大事ですね。
今は何だかビジネス的な
先生と生徒みたいになってしまって、
生徒の方が金払うお客様だからって
態度がデカくなってる。
冗談じゃない!
頭が高いんだよ、お前ら!
貴重な事を
教えていただくんだろ?
一本何を勘違いしてるんだ。
最近では
少なくなってしまったけど、
先生の中でも厳しい先生って
大事だと思います。
人ってどうしても
甘えるんですよね。
甘えられる限界を
多分無意識で探ってて
その範囲で楽したり
怠けたりしたがる。
みんな経験あるでしょ?
特に芸事なんてやろうが
やるまいが
自分の自由なんです。
そうすると、
やらないんですよね。
それか適当に
いい加減にやるの。
厳しい先生だと
「それではダメだ!」
と言うし、
人に言うからには
自分にも厳しくやるんです。
本音も言ってくれるし
真剣に向き合ってくれる。
人に甘いって事は
自分にも甘くいたいからかも
知れませんね。
そのたるんだ部分を
自分で律するには
何かきっかけがないと
なかなか出来ないんですよね。
それには自分を律する人を
見た事がなきゃ出来ないかも
知れない。
それかもう禅寺にでも
行くしかない。
今は人にも自分にも
甘い時代ですよね。
でも自分を追い込んで
限界までやらないと
分からない事もいっぱいあるし、
そこまでやる異常性が
突出した芸になるんだから、
やらなきゃ生まれようがない
と思うんですよね。
優しいのは良い事だし
人を傷つけないのも
良い事です。
でも、
甘えやすい僕らが
楽し放題ダラダラしたまま
適当にやって時間だけが経過して
くすぶって腐ってしまうのは
良い事なのかな?
それはそれで
なんか違うんじゃないのかな。
人生は一度きりで
今過ぎゆく時間も二度と
帰ってこないでしょ?
そしたらくすぶってる暇も
無駄な時間もない。
その代わりに
熱中して燃えてたほうが
良いと思います。
だから何かに
夢中になって本気で
打ち込めるのは
幸せな事なんだと思います。