聴いたりします。
僕の古い記憶の片隅にあるのは
モーツァルトの
ピアノ協奏曲
第20番の第二楽章です。
これが少年の頃に
最も美しいと思った曲かも
知れません。
今でも美しいとは思うんだけど
最初ほどの衝撃はないですね。
少年が音楽の夢の世界に
入り込むような感覚です。
それは文字通り「夢中」
と言う感じです。
それからクラシックは
あんまり聴かないで
過ごしたんですが、
20代の時にラベルの
弦楽四重奏を試聴したら
とても面白くて
「え?クラシックってこんなに
面白い曲もあるんだ!」
と思いました。
後はブルックナー。
その2人が好きで
特にラベルですね。
スペインでギターを習った時の
先生は変態的なギターを
弾く人でしたが、
クラシックでは
ラベルが好きだと言いました。
しかも「ボレロじゃなくて!」
と言いました。
全く僕と同じです。
みんな結構
ボレロしか知らないんですよね、
色々面白い曲あるのに。
スペイン狂詩曲と言うのが
好きです。
あの出だしの感じは
スペインのシエスタの時間に
街がゴーストタウンみたくなる
不思議な感覚をイメージします。
それは絵画ではイタリアの
デ・キリコの絵のイメージです。
それから30代になると
今度はベートーベンが
好きになりました。
ピアノソナタと弦楽四重奏を
良く聴きました。
交響曲はそんなに
聴いてないです。
後はバッハかな。
今なら何を聴きたいか?
と言うと
やっぱりベートーベンですね。
美しいとかそうじゃなくて
しっくりくる、と言う感じ。
なぜ好きなのかが
良く分からない笑
凄いメロディメイカーだとは
思わないし、
凄く綺麗だとも思わない、
でもなんか好き。
全部が全部
好きなわけじゃないけど。