だんだんみんなが
普通に音楽の訓練を
したがらなくなって
きてる気がするんですよね。
でも、
人目につかない地味な作業を
コツコツやれる人じゃないと
音楽って難しいと
思うんですよね。
ボーカロイドとか
フリーの音源とかを
コピペしてれば
音楽らしきものが
出来るようになってきたから
みんなもうコピペが
音楽だと思ってる。
売る方もそれを音楽だと
思わせようとしてるし。
「え?でも僕の感性で
チョイスしたコピペなんで」
そんな努力もしないで
誰でも出来るものに
価値なんかないよ。
機材を持ってるか
持ってないかだけじゃん。
音楽の歴史から見ても
労力を惜しんだ人なんか
居ないよ?
みんな音楽が好きだから
それを労力とも思わずに
朝から晩まで楽器触って
それが外からみたら
練習にみえてる感じじゃない?
音楽好きな人ってそうじゃん。
練習するし、
それが面白いんだよ。
それが音楽になってくんだよ。
歌は歌わない、
楽器はやらない、
それのどこが音楽なんだよ。
「僕は楽器は演奏出来ないし、
歌も歌えないんだよ。」
いやいやいやいや、
誰だって最初は出来ない所から
やるんだよ。
出来ない、じゃなくて
やるの!
やるかやらないか、だけなの。
そして、
本気でやるからには
それがどんなに辛かろうが
地獄だろうが
貧乏だろうがやるの!!
君はやりたいの?
やりたくないの?
どっち?
「うーん、、
練習はしたくないけど、
悦に浸りたい!」
、、、。
まあ、売る側も
うまくそこら辺の欲を
刺激してくるんだよね。
「要は悦に浸りたいんだろ?
じゃあ、
この労力は要らないよね?
じゃあこれを買って
君も楽してカッコ良い曲
作っちゃおうよ!」
今後はまるで努力してる奴が
非効率的で時代遅れで
ダサい奴みたいに思われる
世の中になっていくのかも
知れないですね。
でも、
僕から言わせればそんなの
音楽好きとは言えないけどね。
それに
若い感性の豊かな頃から
そんな努力の要らない
ゲームみたいな変な事に
時間とエネルギーを
使っていたら、
成長期にも真面目に楽器に
触らないでいっちゃうわけだから
その後も楽器を
上手く操れなくなるだろうし、
良い音楽もドンドン
なくなってしまう気がします。