見に来てくださった皆さん、
ありがとうございます!
ギター講談の
ギターと声のバランスで
色々苦戦して、
鳴らない5千円のギターを買って
それを講談用に
しようとしてたんですが、
声量も出てきたのと
家にあるギターでも
マイクの位置を変えたりして
試してみたら
案外使えそうな気がしてきました笑
そして前日までは
高いギターと五千円のギターの
両方を現地に持っていって、
使いやすいのを
使おうと思っていました。
でも、当日にもしかしたら
雨降るんじゃないか?
と言う不安に襲われて、
もし雨が降ったら傘をさしながら
ギター2を本持ってあるくのが
面倒くさかったので
ついに一本だけ持っていく事に
しました。
その際に、
二者択一で
5千円のギターより
高いギターを選びました。
最初のうちは
あくまで声が主役でギターは
脇役だと思ってたんだけど
何かそれも違う気がしてきました。
やっぱりギターはギターの方でも
詩的に語ってるんですよね。
製作家の魂が語ってる感じ?
なんかそこがこの芸の
重要なポイントなんじゃないか?
と思いはじめました。
声が主役じゃなきゃ
いけないし
話がお客さんに分からなかったら
いけないんだけど、
ギターも主張して良くて
どちらが主役と言うわけでもなく
双方が補い合う関係性が良いな、
と思いました。
内容も確かに大事なんだけど、
それを取り巻くムードも同じくらい
に大事、みたいな感じですかね。
良く分からせなきゃ
いけないんだけど
良く分からなくても良い、
みたいな笑
もしそれで今回
上手くいかなくても
また次回に対策を考えれば良い。
だけどギター講談をやる時には
音色を大事にしよう、
と思いました。
ギター講談はもしかしたら
フラメンコライブよりも
繊細な音色が要求されるかも
知れません。
実際、講談はとても繊細な
世界だと思います。
細やかなニュアンスの世界
みたいな感じ。
そう言う点では五千円のよりも
高い方が音のデリカシーがあって
やりやすいのです。
音のバランスの問題も
大丈夫そうな気がしたので
高いのを持っていきました。
でも、なぜ今まで
そんなに高いギターを
持っていくのを
渋ってたのか?と言うと、
音のバランスもあったんだけど
高座の足場が
不安定に感じたので、
転んだりよろめいたりして
ギター落としたり
ぶつけたりしたら嫌だったんです。
それこそが最大の理由です。
論外、絶対無理!
くらいの気持ちでした。
しかも今回
持っていったギターは
本当は生涯、死ぬまで家から
出さないつもりのギターでした。
ギターに何かあったら嫌だから
持っていかなかったんです。
伴奏の仕事やライブにさえ
持っていかないつもりでした。
我が家で
一番過保護に育てたギターです。
だから誰もその音色を聴く事は
永久にないであろう、
と思ってました。
でもそれを魅入られたように
使ってみたくなって
しまいました。
でも、
当日もギターに
何かあったら嫌だから
ギターケースに入れたまま
高座に上がる気でいました。
でも、
足場が想定より
大丈夫そうだったので
そこまではしませんでした。
本番は結局
ギターと声のバランスも
ちょうど良かったみたいで
上手くいきました。
、、さあ、
そうなってくると
いよいよ5千円のギターを
何の為に買ったのか分からなく
なってきました笑
まあ、
今はわからないけど
必要な状況があるかも知れない、
野外とか、、
今回は語りだけなら5分で
終わるような内容のものだったので
次回はもう少し長い演目に
チャレンジしてみようと思います。
次回は発声にも
もっとこだわってみたい
と思います。
今後もギター講談を
発展させていきますので
またよろしくお願いします!