鳴らないギター

ギターで講談をやる為に

一つ問題があって、

それはギターの音量が

声よりも大きい事です。

僕の弾き方がそもそも音量が

デカいので、

それをコントロールして

弦を撫でるような弾き方で

小さく弾けば良いのかも

知れないけど、

なかなか僕にとっては難しくて

下手したら勘が狂ってしまう。


家にある1番音量の小さいギターを

持ってくれば

良いのかも知れないけど、

それだって確かに音量は少しは

小さいだろうけど

少し違うくらいだと思います。


そこで、人生で初めて

「鳴らないギター」

を探す旅に出ました。

ずっと気になってたのが

エレガットと言う

エレアコのクラシックギター

バージョンで、

ボディがかなり薄いタイプもあり、

鳴らなそう、

と思っていました。

御茶ノ水の楽器屋さんで

実際弾かせてもらったのですが、

思ったより音量ありました。

後エレガットは指板が

狭いのが多かったです。

普通のフラメンコギターは

52mmらしいのですが、

エレガットだと50mm47mmで、

左手の感覚が狂いそうでした。

そして最大の問題は値段です。

8万円くらいする。

上手くいくかも分からないものに

そんなに出せない。

出せて3万!


次は別の店で子供用の

小さなギターを

弾かせてもらいました。

音量は格段に小さくなったのですが、

サイズがウクレレを

倍くらい大きくしたくらいで

おもちゃみたいで

抱えてる姿がカッコ悪いし、

指板は更に狭くなって

赤ちゃんの手で

押さえるとちょうど良いくらいの

サイズでとても弾きにくかったです。


次にまた違うお店で違う

エレガットを弾いてみましたが

音色が気に入らなかったです。

最後に激安の

クラシックギターを発見して、

「え?ギターって

こんな値段で買えるの?」

と思い、

気になって弾いてみたら、


、、お、鳴らない!

ちょうど良い鳴らなさだぞ!

普通のサイズの

普通のギターなのに

音量が小さい!

如何なる名工の手によって

こんな神技の様なギターが

作られたのか?

(皮肉)


店員さんに

「これ凄く安いですよね?」

と聞くと

「まあ、普通

こんなもんですよ。」

と突き放したような言い方。

普通はもっと

駆け引きしてくるでしょ?

もし僕が店員なら

「そうなんですよー、

こんなお買い得品は滅多にない!

凄く深刻な欠陥が

あるわけじゃないし、

なんか売るのが

惜しくなってきちゃったなぁ、

僕が買おうかなぁ、、」

って接客します。


さすがに衝動買いせずに

一旦良く考えてからにする事に

しました。

、、どうせどこでも

その程度の値段で買えるし。

(突き放してる)