ギター入れ替えてます。

ギターの入れ替えが
中毒っぽくなってて
ちょっと危険です笑

僕は毎週火曜に
マイク無しの
フラメンコショーを
させてもらってます。

生音の現場ですから
弾き方やギターに
よっては音が届かない
可能性がある。
お金を払って足を運んで
くださったお客さんに
「聴こえなかった」
とは言われたくない。

もし僕のギター人生が
「聴こえなかった」
で終わったら、
僕は死んでも
死に切れない
じゃないですか。
だからギターを
入れ替えたり
してるのです。
(言い訳っぽい)

これがまた僕には
面白くて、
マイクのある
ショーならそこまで
シビアじゃなくても
良いけど、
マイクがないとなると
響かせるタッチと
響くギターがなきゃ
上手くいかないから
面白いんです。

毎週、大きな山に
挑むような気持ちで
やってます。
だから
気持ちがダレないで
居られると思います。

人によると思います。
「これは無理だよー」
と思う人なら
気力が萎えてしまい、
ショーはトーンダウンして
次の週からは
目が死んで、
金の為に適当に
こなすだけの
ショーになるでしょう。
それが分かってるから
僕は気が張ってるし、
ダレた人も
うちには居れなくなる。
(単に僕が
呼ばないだけ笑)

こなすだけの
営業みたいな仕事なんて
やってもつまんない。

気持ちが
なくなったら本当に
アウトですよ。
気持ちがなくなれば
芸はもの凄い速度で
劣化していきます。
精神も何もかも
弛んで劣化して
老けてしまい、
あとただ保身に
走るだけの人生になる。

僕のギター自体は
全然上手くなってないし、
ちっとも変わらない。
ただ気が張ってるだけです。
気持ちがない人は勝手に
時間の経過と共に
劣化してくんです。

でも、諦めてどうするの?
ゾンビみたいに
フラフラして
生きるんかい!
そんな事をしたくて
やってきたんかい!
そんな選択肢なんてない!

 ただシンプルに
ライブだけをやってて、
お客様に魂を
届ける事だけしたいです。

それが気に入らない人は
それでもう仕方ない。
別ジャンルだから。

それぞれの事情や
ビジネスや経済なんて
僕の知った事じゃない。
私心を全部忘れて
みんなで
良いライブがやりたい
だけなんですよ。

僕にとってのリスクは、
貯金や仕事が
なくなる事ではなくて、
中途半端な物を
お聞かせして
時間だけがなくなり、
良い物を観ていただく
機会が減る事こそが
最大のリスクなんです。
時間は有限ですから。
それと貯金だの保身だのは
全く反比例するんですよ。