銀河鉄道999

アニメの銀河鉄道999の映画を
タダで見れたので
見てしまいました。
素晴らしいですよ!

10代の頃には
漫画を愛読してました。
色々と示唆に富んでいて
読むたびに
何か感じる不思議な漫画です。

金持ちは不老不死の
機械化人間になれるけど
貧乏人は機械の体を買えません。
機械化人間は良い人もいるけど
大抵は心を失ってしまいます。
僕らも肌身離さず
スマホを持ち歩いていますね。
心も機械に
合わせようとしがちです。

今回印象的だったのは
ガラスのクレアさん。
透明なガラスの体で出来ていて
透けてしまうのが彼女の
コンプレックスですが、
鉄郎と仲良くなります。
最後は仲良くしてくれた鉄郎の為に
砕けて死んでしまう。

その砕けたガラスの破片を
車掌さんが
ちりとりで集めて外に捨てます。
そこでやっとクレアさんは
僕らの日常にある
あのガラスだったのだ、と感じます。

透明なガラスに
何かを感じる人は少ない。
見ようとしないから見えない。
鉄郎はその存在を認めたり
思いやるだけの
感受性があった。

この手のメッセージは
漫画の方で
何度も違うエピソードで
出てくるし、
何を持って良い心なのか?
何度も訴えてます。