本を守れ!

僕は本の街の
神保町で働かせてもらってるし、
高校からずっと神保町で
育ったと言っても過言ではない。

今思えば
神さまがそうさせたのかも知れない。
もしギターじゃなかったら
本を守るような仕事がいいな。
本にこそ人の希望がある。

電子書籍では多分ダメでしょう。
何を世に出して
何を世に出してはいけないか
コントロールしやすいから。

youtubeで
誰か議員の名前を
検索してみると
ほとんどがネトウヨが
アップした物で溢れてる。
SNSは誰も傷つけないように
無味乾燥な事ばかり。
テレビだって肝心な事は言わない。
ネットやテレビは
コントロールしやすいのでしょう。
僕らが自由だと思ってるものは
実は誰かの手の中かもしれない。

僕らが目にする情報は
無知や無感動で溢れている。
笑点の下らない答えのように
娯楽は
低レベルじゃないといけない、
そうしないとみんなが
楽しめないから。
心があまり大きく動く事が
ないように深く考えさせず、
肝心な物からは目を逸らして
平均的な従順で幼稚な
人間を作り上げる。

若者は、
洗脳から早く解かれなさい。

こんなチープなおもちゃの世界から
逃れて洗脳から解かれる為には、
自分で考える力を
持たなければなりません。
それには
本を読んだ方が良い。
集中力、知識、感受性、
想像力、思想、哲学
こう言う物を体内に
脳の養分として
取り込まないといけない。

人の寿命は
みんな似たようなものだけど、
その中身は考え次第で変わってくる。
精神が幼稚ならアベのように
幼稚なままその生涯は終わる。
無感動、無関心、無知。

精神に成長があれば
それとはまた違う世界が
見えてくるし、
そこにこそ生きる楽しみが
あると思う。

僕らが今、
精神性を捨てる事で
抜け殻にしようとしている
芸術や文化は
僕ら次第で活かされるものなのに、
今は芸術も本もみんな捨てて
下らなさに生きて
下らなさに慣れきっていて、
脳や精神が弱ってしまっている。
そんな事に大事な時間を
使ってはいけない。
人として人間の強みを
活かせなければ、
機械に淘汰されるのが
オチなのです。